焼肉パーティー~女三人で焚火みたいなグリルプレート(ザイグル)を囲った記録~

ザイグルというグリルプレートで調理中の食材

もりぐち
もりぐち

みなさんこんにちは♪

今日も一日元気もりもりブロッコリー!

昨日はとっても久しぶりに母・妹・私の三人が集まりまして、焼肉パーティーを行いました。

肉・その他の食材を焼くための調理具には、今回初使用のZAIGLE(ザイグル)という卓上グリルプレートを導入。

(すぐ後に写真で出しますが、なかなか特徴的な見た目をしています。)

今回はこちらの調理具の使い勝手についても含めてお伝えしながら、焼肉パーティー開催中の卓上の様子をお届けいたします。

ZAIGLE(ザイグル)を食卓の真ん中にどーん!

食卓の上に置かれたZAIGLEのグリルプレート
セッティングしました。

ん~~~~……

なんだか食卓にきのこが生えたみたいですね。

このきのここそが、今回肉をおいしく焼いてくれるはずのザイグルなのです。

上部の傘にあたる「フード」と呼ばれる部分の裏側にはカーボンヒーターが仕込まれており、ここから赤外線が発せられ、食材を両側から加熱するのだとか。

また煙が発生しにくく、部屋を閉め切っていてもにおいがこもりにくいようにできているそう。

マンション暮らしにはうれしい仕様ですね。

(ちなみにザイグルにはいくつかの種類があるようですが、今回使っているのはZAIGLE i という型のものです)

宴の始まり

肉・海老・野菜各種を周囲に並べまして、いよいよ宴の始まりです。

ザイグルを使用した焼肉パーティの風景

なんとなく写真から分かるかと思いますが、熱し始めるとヒーターが暖色系の色味を帯びて、ぽうっと食卓の中心を照らします。

プレートの上に食材を置いても、特に”じゅー”といった音がしないので、心配になって手をかざしましたが、ちゃんとフードの下の空間は熱くなっていました。

ザイグルを信じてこのまま待ちましょう。

魚介系要員はエビです。

肉は赤から茶色になるけど、エビは逆に焼くことで鮮やかな赤色になり、とてもきれい。

プレート上にエビがあると、食材のお世話をしているときのわくわく感が増します。

グリルプレートで焼く前のエビ

使い勝手の感想

肉やその他の食材を焼き進める中で、個人的に感じたザイグルの良かったところと、逆にデメリットになり得そうなところを、ここでざっと挙げておきます。

メリット:イカすじゃないか!って点

  • 煙・においの抑えられ方は期待以上、焼いてる途中ほとんど気にならない(特に煙に関してはほぼ出てなかったんじゃないかな…?ってほど。 火災警報器の反応を心配する必要もなく、心おきなく楽しめました)
  • 赤外線による加熱効果か、どの肉を焼いてもジューシーにおいしく焼けた(肉だけでなく、しいたけなんかもジューシーでおいしかったです)
  • ヒーターがぽうっとオレンジ色に光ってなんだかロマンチック
  • お手入れが比較的ラク(使用後は、プレートと油受け皿を水洗いします。プレートに関しては、二つに分けて取り外すことができます/今回使用のZAIGLE i の場合)

【参考】使用後に水洗いする部分(※これ以外の本体部分は、汚れに応じて固く絞った濡れ布巾などで拭いておけばオッケーです)

グリルプレートと油受け皿

デメリット:ちょっとイマイチかもな点

  • 真ん中にフードを支える軸があるため、自分から見て軸の反対側にある肉が取りにくい
  • ヒーターの光の色味加減で、ほんとは焼けている肉が赤っぽく見えてしまい、つい焼きすぎになってしまいそうになる
  • 焼くときの音や煙がかなり抑えられるので、焼肉にワイルド感のある体験を求めている方にとっては、少々物足りなさがあるかもしれない

ヒーターの光に関しては、雰囲気の良さという面ではメリットにもなる一方、肉の焼き加減が分かりにくいという点においてはデメリット、といったところでしょうか。

煙の発生量に関してもしかりで、室内空間をなるべくクリーンに保ったまま焼肉を楽しみたい!って方には非常に嬉しいポイントですが、煙とにおいのもくもく立ち込める中で焼いてこその焼肉じゃい!派の方には正直向かないと思います。

宴の終盤~思いもよらず、焚火気分~

メリット・デメリット両面あったザイグルですが、今までのホットプレートでは味わえないような、なかなか新鮮な食体験ができました。

普通のホットプレートなら当たり前に発生する、肉をプレートに置いた瞬間のジューッ!って音や、もくもく立ち上る煙がないことで、焼肉をしているにしてはプレートの上が”おとなしい”って印象

それを物足りないと感じる方もおられるかもしれませんが、暖色系のヒーターの灯り効果も相まって、なんだかしっとりと、おうちにいながら高級店感漂う空間が演出されるのが、個人的には素敵だなぁと思いました。

ZAIGLEのグリルプレートの上で調理中の食材

まだ日のあるうちから始めたのですが、食事が進むうち、徐々に窓から入る日の光が弱まってくると、それに反比例するように、いっそうザイグルの焚火感が増していきます。

熱せられたウインナーの皮がバチッ!と弾ける音も、火の爆ぜる音かと聞き紛ってしまうほど。

とりとめもなく、いろんなことをしゃべりながらも、時折おのおのが真ん中の灯りにふっと魅せられるように物思いに沈んでいく時間もあるような(すぐにまた戻ってくるのですが)、そんなどこか不思議な宴でありました。

妹曰く「ザイグルが時間の流れをゆっくりにしている。」とのこと)

眠気もだんだん誘われてきて、次第に三人の会話もおぼつかないものへとなっていきます。

例えば今回食材の一つに舞茸があったのですが、なぜかみんな舞茸のことを舞茸と認識できず、好き勝手なきのこの名前で呼ぶなどしていました。(しかも誰もそれをなかなかツッコまない)

母「エリンギのせとこ」

……

母「エリンギもういいかな」

母「エリンギおいしー」

私「……アレ?さっきからエリンギっていってる?」

母「む、そうかも」

妹「ぬふふふ」


私「松茸おいしー」

……

私「松茸もっと焼こー

  まっ……、アレ。私松茸って言ってる?なんで誰もツッコんでくれんの?」

妹「ぬふふふ。いいやん松茸がいいし松茸で」

――とまぁこんな感じになっておりました。

宴が終わった後、一人部屋で静かに過ごしていると、食事の最中は全然気付かなかったにおいが、部屋着にひそかに染み付いていたことにふいに気付きます。

におわない方がよいと思っていたにおいのこと、もうしばらく嗅いでいたいような気がして、袖に顔を近づけて、クンクン、クンクンと鼻を何度かひくつかせてみるなどしたのでした。

もりぐち
もりぐち

最後まで読んでくださってありがとうございました♪


【追記】

ザイグルで朝から焼き芋パーティーもしてみたら最高でした!

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