今朝はAfternoon Tea さんの発芽玄米パンをいただきました。
雑貨のイメージが強いAfternoon Teaさんですが、実はパンもおいしいのです。
甘い系や総菜系のパンもおいてあるのですが、私は何の具材も乗っていない素朴系のパンを推したいです……!!
「発芽玄米パン」
ころんとした形が二つ連なっていて、かわいい見た目ですね。
実はこのお皿、ドンクのカマンベールホーンを紹介した記事でもちょっと触れていた、フランダースの犬の絵皿です。(袋パンのシールを集めて昔手に入れたお皿ですね。)
余談ですが私、フランダースの犬も大人になってから初めてアニメを全話通して見まして、後半の展開の辛さがなかなか衝撃的でした。一番最後の結末はわかっていたのですが、そこにいたるまでの過程がね……、
最終回見終わった後はしばらく気持ちの持って行き場がなく、何も手につかないままぼうっと過ごしては、急にネロとパトラッシュのイラストを描いてみたりする日々が一週間くらい続いたのでした……。
パンを食べる
この「発芽玄米パン」、ふわっとむぎゅっの間くらいの食感で、食べている間中、玄米の香りが心地よく鼻腔を漂います。
(私は食べる前にトースターで焼いたので、表面はパリッとしています。)
とても素朴に作られているパンなので、ジャムやバターと合わせて食べても良いと思いますが、私はこのパンをこのまま食べるときのシンプルな食べ心地が好きなので、いつもこのままいただいています。
いろんな調味料や食材が複雑にうまく組み合わされた食べ物も、いろんな感覚が刺激されて楽しくはあるのだけれど、あんまり趣向の凝らされた食べ物はしょっちゅうだと疲れてしまうから、こういう素朴な食べ物の存在はとてもありがたく思います。
昨夜久しぶりに外での用事があり、じゃっかん疲れを引きずり気味の中、眠気まなこで半ば頭を空っぽにして食べ進めました。
(食べ物に対してこんなに無防備でいられるというのは、ほんとは動物としてはイレギュラーなことなんだ……)
木の上で初めていちじくを食べたサル時代の私ならそう思うでしょう。
なんて思いがふとよぎりました。
参考
〈いちじくヨーグルト〉のレシピ【+サル時代の記憶】物質的な面から厳密にいうなら、ほんとはいつだって初めて口に含むものを飲み下しているはずなのです。
それでもAfternoon Teaの「発芽玄米パン」と名のついた、”いつもの”食べ物だからと、安心しきって頭を空っぽにし、もぐもぐと食べ進めている……そうやっている間に、なんだか私はどうしようもなく癒やされていくような気持ちになってしまったのでした。
これもおいしかったですね。
……まぁ食べるという行為には、最終的に無防備にならざるを得ない面があります。