〈いちじくヨーグルト〉のレシピ【+サル時代の記憶】

いちじくヨーグルトのはちみつがけ

いちじくが旬になってきましたね。

お店に並ぶいちじくの数がどんどん増えてきて、季節の流れを感じます……、

スーパーの中でも、フルーツのコーナーって一番その時々の季節を感じられて私は好きです。

夏の間、桃を見かけるたびおいしそうだなーでも高いなーと悩みながら、結局買うことなく旬を逃してしまったので、来年こそは必ず食べるぞと心に誓っています。

これからやってくる秋は秋でおいしいものがたくさんあるので、季節を感じながら日々の食卓に取り入れていきたいですね!……芋、栗、かぼちゃ、柿、それに本日の主役・いちじくなど……!!

ではでは朝ごはんにぴったりな一品、〈いちじくヨーグルト〉のレシピを紹介していきます。(まぁレシピと呼んでいいのかわからないくらい簡単なものなのですが笑)

朝からフルーツを食べると、体の隅々まで活性化されるような、生き生きとした気分になれて良い一日のスタートを切れるような気がします!

【材料】

  • いちじく
  • プレーンヨーグルト(無糖のもの)
  • はちみつ

【作り方】

  1. いちじくの皮を剥いて、好みの大きさに角切りにする
  2. 1をお皿に盛り付け、上からプレーンヨーグルトをかける
  3. はちみつをお好みで垂らす

忙しい朝は、シリアルなんかも一緒に入れちゃってワンボールモーニングにするのもおすすめです♪


食のエッセイ ~サル時代の記憶~

ピカピカのショーケース越しに、初めて〈いちじくのショートケーキ〉なるものを目にしたときの驚きといったらなかった。大学生になって神戸に越してきてからのことだ。

神戸にはおいしいケーキ屋さんがたくさんあるのだけれど、その中のとあるお店で目撃したものだった。(お店の名前は忘れてしまった)

――スパッとカットされたいちじくの断面が、シロップを纏ってきらきらと輝いている――

その姿は、私がこれまで抱いていたいちじくのイメージから、あまりにも大きくかけはなれていたのだ。

いちじくを私が初めて食べたのは、たぶん木の上だった。

母方の祖父母が経営していたお店の敷地内には大きないちじくの木があり、子どもだった私はよくその木に登って遊んでいた。実が熟してくる頃になると、食べてごらんと祖母がいうので、木登りついでに一つ、手近な実を選んでもいでみた。ぶちっとちぎれたところから、白い樹液が流れてきてちょっと怖かったのを覚えている。(割くと、赤黒いぶちぶちしたものがたくさん詰まっていて、更に怖くなった。)

それで、いちじくの記憶はちょっぴりほの暗い印象から始まっていて、最初はまじまじ見据えたり、においを嗅いでみたりしながら、おっかなびっくり口に運んだのだった。

私がもし野生の動物で、初めての食べ物に遭遇したらたぶんあんな気持ちになるのかもしれない。

とにかくそれからも毎年木の上でいちじくを食べ続けた私にとっては、それを包丁で切って食べるだとか、ちょっとアレンジして食べるとか、全く想像の範囲外の食べ方だった。(ましてや〈いちじくのショートケーキ〉……だと……?!!)

繰り返すけれどそれまでの私にとっていちじくって、木の上で食べるものだった。(スーパーで買うものでさえなかった!)

――直接もいで、樹液で手をベタベタにしながらざっくりふたつに割いて、落ちないようにバランスをとりながら齧り付く食べもの。

だから今回、こんな簡単なものをわざわざレシピとして紹介するの??ってなる人もきっといるだろうなとは今になって思うのだけれど、まぁ私にとってはいまだにいちじくをわざわざ包丁でカットするという時点ですごい特別感……なのだ。

それにしても、幼い頃に刻まれた食べ物の記憶というのは、人のふかいところに残り続けるものらしい。

スパッときれいにカットしたいちじくでも、その断面が口の中で崩れ、もったりとした野性味のある甘さが広がると、私はもうあっという間にサルだった頃の気持ちに戻ってしまう。

もりぐち
もりぐち

最後まで読んでくださってありがとうございました♪

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