本日は、一般的なこんにゃくより見た目が華やかな「赤こんにゃく」を使って〈甘辛煮〉を作っていきたいと思います!
「赤こんにゃく」は、滋賀県の近江八幡市が発祥のもので、滋賀出身の私にとっては物心ついたときから馴染みのあるもの。
今回作り方をご紹介する〈甘辛煮〉についても、幼いころから繰り返し食べてきた、親しみ深い料理となっています。
ちなみに、同じく「赤こんにゃく」が主役の〈赤こんにゃくのレバ刺し風〉のレシピも別記事に公開しておりますので、興味がある方はそちらも合わせてどうぞ♪
目次
〈赤こんにゃくの甘辛煮〉
材料
- 赤こんにゃく 330g
- ごま油 適量
- 唐辛子 少々
- だし汁(or水+顆粒だし) 100g
- 酒 10g
- 醤油 20g
- みりん 10g
- 砂糖 10g
- 鰹節 適量
〈参考〉
ちなみに今回私が使った「赤こんにゃく」は、滋賀に日帰り旅行に行った際の購入品で、↓の記事にもチラッと出てきています。
滋賀県・日帰り旅行「松茸近江牛すき焼き」ランチ&食べ物ばっかの土産紹介作り方
- 赤こんにゃくは、予め下茹でする※1
- 下茹で後のこんにゃくを、まな板の上で手で押さえながら、スプーンで一口大に切っていく※2
- 鍋にごま油と輪切りにした唐辛子を熱し、赤こんにゃくを入れて炒める
- だし汁・酒・醤油・みりん・砂糖を鍋に加え、煮汁が少なくなるまで煮込む
- 最後にふわっと鰹節をかけて、全体にまとわせたら、お皿に盛り付けて完成
※1 今回私が使用した「赤こんにゃく」は下茹で不要との記載があったので、この工程は飛ばしていますが、通常は下茹で必要なものが多いと思うので、一応手順には載せておきます
※2 スプーンを使って切るのは、あえて切り口を歪にすることで、味をしみ込ませやすくするためです
〈参考〉
今回使用の「赤こんにゃく」・裏面の記載
【完成写真】
むぎゅっとした噛み応えのこんにゃくに、甘辛い味がしみしみです♡
唐辛子のピリッとしたアクセントがまた食欲をそそります……!
(※唐辛子は、少量でも辛さが効きやすいので、辛いのが苦手な方はごく少なめを意識した方が良いかもです)
こんにゃくに、味をしみさせる工夫
こんにゃくは味がしみにく食材なので、煮て調理する場合は、なにかしらの工夫が必要です。
今回の場合でいうと、【スプーンでわざと歪に切り分ける】ことで、表面積を大きくし、味がしみこみやすいようにしました。
(包丁で形を揃えて切りたい場合は、こんにゃくの表面に格子状の隠し包丁を入れておくと良いです)
また、最後の【鰹節】もなにげもポイント。
通常、このような料理では、火を止めた後に冷めていくタイミングで、グッと食材に味がしみていくため、完成後は一晩ほど寝かせた方がおいしく食べることができます。
だけど、出来上がってすぐに食べたい!ってときもありますよね。
そんなときは、煮汁のしみた鰹節をこんにゃくにまとわせて食べることで、こんにゃく自体にまだしっかりと味がしみていない段階でも、おいしく食べることができちゃうのです!
(もちろん、鰹節には旨味アップの役割もあるので、一石二鳥です♪)
他の食材で煮物をするときでも使えるわざですので、よろしければぜひ参考にしてみてください。
いかがでしたでしょうか。
見慣れない方にとっては、始めは驚いてしまうような見た目の「赤こんにゃく」ですが、一般的なこんにゃくよりもこんにゃく臭が少なかったり、舌触りがなめらかだったりといった特徴もあり、一度使うとハマってしまうかもしれません。
みなさまも、ぜひチャレンジしてみてくださいね♪
最後まで読んでくださってありがとうございました♪
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