〈鶏むね肉のぬか漬け〉のレシピ / 弁当のレパートリーにも!

鶏むね肉のぬか漬けを、皿に盛りつけたもの

みなさん、こんにちは♪

今回紹介する料理は、鶏むね肉のぬか漬けです!

鶏むね肉というと、安価で手に入りやすく、高たんぱく・低脂肪と非常に優秀な食材ではあるのですが、焼くとパサついて固くなりやすいのが唯一残念なところ――という印象があります。

ところがこれをぬか漬けにしてから焼くことによって、本当にあの鶏むね肉?!と疑ってしまうほど柔らくてしっとりとした仕上がりになるのです……!!

経済的で、おいしくって、体にやさしい上、複雑な手間もいらない(複数の調味料を合わせることもなく、奥深い味わいに仕上がります!)という、日常の食事のレパートリーとしてぜひとも取り入れたいおすすめの料理になっておりますので、ぬか床を既に持っておられる方も、ぬか床導入を検討されている方も、ぜひご一読いただけるとうれしいです!

(ちなみに、ぬか漬けにすることで冷めてからもしっとりとした食感が続きやすくなるので、お弁当にもおすすめですよ♪)

【調理前の注意点!】~衛生上の観点から~

今回のレシピは、生の鶏むね肉をぬかに漬けたのち、焼くというものになります。

普段お使いのぬか床に生肉を直接漬け込むのではなく、本体のぬか床から要る分だけのぬかを取り分けて、ジップロックの中などで、個別に漬けるようにしてください。

漬け込み後、生肉の周りから落としたぬかは、決して再利用せずに、この一回きりで処分するようにしてください。

また、生肉に触れた手でそのまま本体のぬか床を掻き回してしまったりしないよう、ご注意ください。

鶏むね肉のぬか漬け

材料

  • 鶏むね肉 1枚
  • ぬか床から取り分けたぬか 適量
  • 油 適量

作り方

  1. 鶏むね肉1枚をサランラップの上などに置き、ぬか床から取り分けたぬかを、まんべんなく塗り付けていく
  2. そのままラップで包んだのち、ジップロックなどで密閉して、冷蔵庫で丸一日ほど放置する※
  3. 鶏むね肉の周りのぬかを取り落とした後、軽く洗って水気を拭き、油を熱したフライパンで火が通るまで焼く。一口大に切り分けて完成

※短時間で漬けこみたいときは、「皮を除いてから漬ける」「フォークでまんべんなく突き刺してから漬ける」あるいは「一口大に切ってから漬ける」などの工夫をすると、比較的早く漬かりやすいです

【完成写真/盛り付け例】

鶏むね肉のぬか漬け、盛り付け例

まず強火で皮目に焼き目を入れた後、火を弱めて中までしっかり火を通すと、このような感じに仕上がります!

焼いている途中、芳しい香りがキッチンいっぱいに立ちこめて、匂いだけでもご飯が進みそうです♪

写真で解説コーナー

用意するもの

鶏むね肉のぬか漬けを作る際、用意する材料

※ぬかはこのパック内から、適量取り分けて使用(直接漬けこまない!)

漬け込み過程

鶏むね肉の漬け込み過程

こんな感じで鶏むね肉両面にまんべんなくぬかをぬりつけて……

↓↓↓

鶏むね肉の漬け込み過程

ラップで包みます!(この後更に、ジップロックに入れました。)

これにて漬けこみ作業は完了。

冷蔵庫に入れて、丸一日ほど放置した後、ぬかを落として焼けば完成です。

(※ちなみに今回使用した鶏むねは、1枚がかなり小さいサイズだったので15時間ほどしか漬けていませんが、それでも充分でした。 )

まとめ

いかがでしたでしょうか。

ぬか漬けといえば、キュウリや白菜といった野菜の印象が一番強いと思いますので、もしかすると肉を漬けるということ自体に、意外性があったかもしれませんね。

だけど実はぬか床って、肉や魚、ゆで卵など、たんぱく質系の食材にも、幅広く使うことができるのです。

折角ぬか床ライフを送るのであれば、時にはちょっと冒険して、普段なかなか漬けこまないような食材にもチャレンジしてみると楽しいものですよ♪

いろいろ試してみる中で、お気に入りのレパートリーが増えれば、その分日常の食事が楽しくなりますね。

私自身、普段食べ慣れた食材でも、ぬか床に漬けることで、今までに味わったことのないような風味が引き出されたり、食感が変化したりと、まるで全く新たに食べ物に出会ったかのような新鮮さを感じた経験があり、これまで何度か驚かされてきました。

この記事を読んで、少しでもぬか床に興味を持ってもらえたり、鶏むね肉にも挑戦してみようかなぁと思っていただけたら、とてもうれしいです。

ではまた♪

もりぐち
もりぐち

最後まで読んでくださってありがとうございました♪


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