みなさんこんにちは♪
昨日「【コオロギ食べくらべ】昆虫食・初挑戦の記録!」という記事をあげたのですが、その食べくらべで使用したコオロギが少し余ってしまっていたので、今回はそれを活用しながら料理を作ってみたいと思います。
3種類のコオロギを試してみた中で、個人的に一番クセが少なく、オールマイティにいろんな料理に活用できそうだと感じた、カマドコオロギ(カナダ産)を、今回は使用。
軽く振り返っておくと、カマドコオロギは体が小さい分、外殻の香ばしさが際立って感じられるのが特徴でした。
また、カレー・ピザ・ガーリックと三種類の味付け用粉末をまぶして食べ比べてみた結果、ガーリック味が一番相性が良いように感じました。
これらのことを踏まえて、カマドコオロギの特徴を生かしながら、今回はごま油とニンニクを使ったチャーハンを、作っていきたいと思います!
よろしくお願いいたします!
ちなみに今回の記事内には、姿かたちそのままのコオロギ写真は出てきません。
苦手な方も、安心してご覧ください。
目次
カマドコオロギ入りキムチ炒飯
材料(一人前)
- カマドコオロギ(乾燥させてあるもの) 10~15匹分くらい
- ご飯 1人前
- キムチ※1 適量
- 卵 1個
- ごま油 適量
- オイスターソース※2 少々
- ニンニクチューブ 適量
- 塩コショウ 適量
- 青ネギ お好みで
※1 コオロギの香りを生かすため、今回キムチは辛さがマイルドなものを、少なめで使用してみました
※2 キムチの塩分もあるので、オイスターソースは隠し味程度に少量使用しました
作り方
- カマドコオロギは、事前に粉末状にしておく(すり鉢ですり潰す、丈夫な袋の上から麺棒で叩く、など)
- フライパンでごま油とともにニンニクチューブを熱し、溶いた卵を流し入れて、半熟状のスクランブルエッグにする
- キムチを投入して、スクランブルエッグとざっくり混ぜ合わせる
- 続けてご飯も追加投入し、ヘラなどを使ってなるべくパラパラになるように素早く炒める
- カマドコオロギの粉末・塩コショウ・オイスターソースを加え、炒めながら全体に味を馴染ませたら火を止め、お皿に盛り付ける
- お好みで青ネギ等をトッピングし、出来上がり
【完成写真】
調理中も、干しエビのような良い香りがキッチンに立ちこめていました。
まとめ~料理に取り込むことで、より感じる”エビらしさ”~
私はよくキムチチャーハンにゴマを入れて香ばしさをプラスするのですが、今回はそのゴマの代わりに、粉末状のコオロギを入れてみたという形になります。
前回の食べ比べではコオロギを丸のまま食べましたが、今回は粉末状にし、また熱することにより、調理中からよりはっきりと、まるで干しエビのような芳しい香りを感じることができました。
(これはチャーハンに混ぜ込んだら、良い旨味成分の役割を果たしてくれそうだなぁと、わかりやすく想像できるような香りです)
コオロギを初めて食べる人に向けて、その味はよく「エビのような」と説明されます。
食べくらべでコオロギをそのまま食べた際は、正直なところ、まぁ、いわれてみれば確かにエビっぽいなぁ……?というくらいの感想だったのですが、今回、料理に使用する材料の一部として取り入れてみると、もっとはっきりとしたエビらしさ(正確には干しエビらしさ)を感じることができました。
(干しエビだって、だいたいは何かしらの料理に取り入れて使うのであって、あまりそのまま齧ることってありませんものね)
今回作ったチャーハンは、「コオロギが入り」だといわれなければ、コオロギが入っているとは夢にも思わないまま食べてしまうだろうな、と感じるものでした。
決して味わいに尖ったところはなくて、いつものキムチチャーハンに、落ち着きのある旨味が加わったという感じです。
「食材としてのコオロギ」に興味はあるけれど、いきなり形が残ったままのコオロギを料理に取り入れるのは抵抗があるなぁ……という方は、このように粉末状にしたコオロギを出汁として使ってみる、というところから試してみるのもよいかもしれないと思います。
最後まで読んでくださってありがとうございました♪
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※↓こちらの記事には、姿かたちそのままのコオロギの写真が出てきます。苦手な方はご注意ください。
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