「魚の骨撰べい」パリッ・サク・バリッ・バリ【食感に注目して食べ比べてみた】

魚の骨せんべいのパッケージ

スーパーで興味深いおやつを見つけました。

鰯(いわし)・鮍(かわはぎ)・鱚(きす)・舌鮃(したびらめ)の4種のお魚の骨が、せんべいになって詰め合わされた「魚の骨撰べい」。

表のパッケージを見ると、それぞれの魚の骨の食感は、

鰯→パリッ

鮍→サクサク

鱚→バリッ

舌鮃→バリバリ

であると説明されています。

魚の骨せんべいのパッケージ

それぞれの骨の太さや間隔の詰まり方によって、いろんな食感が楽しめるというわけですね。

おもしろいですねぇ。

これはぜひ、一種ずつ違いを確かめながら味わってみたいものです。

あと特撰の”撰”を使って「骨撰べい」っていいですね。

無骨な文字と相まって、いい味出してます。こういうの何気に好きです。

ちなみにパッケージ表にも記載されていますが、この一袋に含まれているカルシウムは驚愕の「1,920mg」!!

……本当に骨ってカルシウムなんですね。

【裏面】

魚の骨せんべいのパッケージの裏面
「それぞれの骨が醸し出す、滋味深い個性と味わい。」

それぞれのお魚の骨を食べ比べるべく、中から4種の骨を一つずつ取り出そうとするのですが、見分けるのがまた想像していた以上に難しい……

魚の骨せんべい、パッケージの中身
(これはまるで化石の探索だ……)

パッケージの写真を参考にすれば簡単に仕分けできるかなとか軽く思っていたのですが、特に細かく砕けてしまっている骨の欠片などは、どの魚のものなのか、全くわからないものもあります。

――さて。

とりあえず探索終了です。

鮍、舌鮃、鱚、鰯の骨せんべい

右上から時計回りに

鮍かもしれない骨・おそらく舌鮃で合っている骨・鱚なんじゃないかなぁと思われる骨・多分鰯な骨

1つ目は、一番合っている可能性が高い「舌鮃」からいただきます。

――ふむ。

バリバリという記載通り、確かにバリバリといいます。

噛むたびに「バリ」「バリ」ではなく、一噛みで「バリバリ」いいますね。

というのもこの、推定9割方舌鮃、歯を立てた瞬間に割れるわけじゃなくて、細かい骨がミシミシと少し時間をかけながら砕けていくような感じがする。

そう思って記載を見ると「噛みしめる」という表現も確かに的を得ているような気がします。

2つ目は鱚(たぶん)

舌鮃よりも、噛んだ瞬間の音に豪快さがあり、歯切れがいい。

背骨の太い部分が一気にバリッと砕ける感じ。

3つ目は鰯(たぶん)

じゃっかん青みがかった風味を感じるような気がしないこともないけど、鰯だという先入観によるものだという可能性も否めない……。

食感は、歯切れよくすぐに砕ける。

顎への響き方は、パリッというだけあって、確かに鱚に比べてじゃっかんマイルドのような気がする……(??)

4つ目は鮍(……たぶん)

これは明らかに一番食感が軽い。

軽快に噛み進められる!

鮍の食感はサクサクって書いてあるし、たぶん正解か……?!鮍で正解なのか……?!(???)

……そんなこんなで、本当は何の魚だったのか、確信はもてないまま、探り探りの食べ比べでした。

生きていた頃は、みんな全く違う見た目の生き物だったのにね。

まさか当の魚たちも、骨になった後に別の3種の魚たちと同じ袋にパックされて売られることになるだなんて、想像だにしなかったでしょう。

人の運命がわからないように、魚の運命もまたわからないものです。


こちらの「魚の骨撰べい」は、数日かけて少しずつ完食しました。

一つつまむたびに、この小さい欠片は鱚の一部かなぁ、とか、あっこれはわかりやすく鮍だ!とか思いながら、口に放り込んで。

そのたびに、いろんな音が賑やかに響きます。

私の胃袋の中で更にミックスされて、4種のお魚たちは、いっしょくたに消化吸収されていきました。

かつての姿はわからないままでも、確かに食べたからには、ちゃんと私の骨になりますように。

ごちそうさまでした。

もりぐち
もりぐち

最後まで読んでくださってありがとうございました。


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