みなさんこんにちは♪
〈切干大根の煮物〉は、ほっこり和食メニューの定番ですよね。
今回はここに「テンペ」という、インドネシアの伝統的な発酵食品を合わせた料理をご紹介します。
「テンペ」は大豆をテンペ菌で発酵させて作られたもので、濃厚な大豆の旨味がギュッと詰まっています。
それでいて、納豆のような粘りやにおいのクセはないので、とても扱いやすく、いろんな調理法にマッチする食材なのです!
〈参考〉
↓こちらは、初めて「テンペ」を調理して食べてみたときの記録になります。
「テンペ」を3種類の食べ方で調理してみました!【そのまま・揚げ焼き・煮る】で比較私は以前から、切干大根の煮物に大豆の水煮を入れて作ったものが好きなのですが、この大豆の水煮を「テンペ」で代用したら一層おいしくなるのでは?!と思い立ち、試してみた次第。
風味豊かでやさしい味わいの「テンペ」は、和食にも好相性なことが多いのです!
いつもとは一味違った、旨味たっぷりな切干大根の煮物が出来上がりましたので、そのレシピをご紹介しますね♪
目次
〈切干大根とテンペの煮物〉
材料
- 切干大根 50g
- テンペ 100g
- ニンジン 中サイズ1本
- 油あげ お好みで
- ごま油 適量
- だし汁(or水+顆粒だし) 300ml
- 切干大根の戻し汁 200ml
- 醤油 大さじ2
- みりん 大さじ2
【参考】
今回使用した具材。(調味料以外の材料)
作り方
- 切干大根は、さっと洗って、15~20分くらいかけて水で戻す(放置しすぎると風味が薄くなるので注意)
- テンペは食べやすい一口大に、人参は細切りに、油揚げは薄切りに切っておく
- 戻した切干大根を手できゅっと絞って、長すぎる場合は、適当な幅で切る(戻し汁は後で使うので、取っておく)
- 鍋にごま油を引いて、切干大根・ニンジン・テンペを炒める
- 全体に油が回ったら、だし汁・切干大根の戻し汁・醤油・みりん・油揚げを加えて、煮汁がほぼなくなるまで煮込む
- お皿に盛り付けて、完成
ポイント
切干大根の戻し汁を一部、一緒に入れて煮込むことで、そこに含まれる旨味を料理に取り込みます。
発酵食品であるテンペも合わせて旨味増し増しです♪
実食の感想
さて、そうして完成したものがこちら!
切干大根と同じような色合いの「テンペ」、見た目的にもいい感じにまとまってますね。
悪くいえば地味なのかもしれませんが、これが口に入れるとびっくりするくらい濃厚な大豆の風味が広がります。
テンペは油とも相性よしなので、炒め煮にするのは、テンペのおいしさを最大限引き出す方法なんじゃないか?と感じました。
煮込んだテンペの口当たりは、ほろほろっとやさしいもので、思わず頬がゆるみます。
大豆の水煮を切干大根の煮物に入れていたときには、大豆はあくまで脇役だったのですが、これをテンペに置き換えると、だいぶ存在感が強くなりますね。
〈切干大根とテンペの煮物〉でなく、〈テンペと切干大根の煮物〉と呼んでも違和感がないほど……!!
それでいて、どちらもほっこり優しい味わいなので、決して一皿の中でケンカするということはないです。
また、大豆の水煮では、一粒一粒を箸でつまむのが大変でしたが、テンペはブロック状になっているので、食べやすいのも何気にうれしいポイントですね♪
一般的にはあまり馴染みのない「テンペ」ですが、一度使ってみると、その使い勝手の良さとおいしさに虜になってしまうはず……!
みなさまもぜひ、一度試してみてはいかがでしょうか。
最後まで読んでくださってありがとうございました♪
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