昨日のおやつは、たねやの【とらやき】でした。
”どら”やきじゃないですよ、
とらやきだよ!!!
外側の皮の焼き目が、とら模様になっているのです。
名前がこんなにしっくりくるおやつもなかなかないんじゃなかろうか?
↓〈参考〉
パッケージに入った状態の【とらやき】
目次
とらやきを食べる。
おやつタイムの始まり。
トラちゃんが今にも食い付かんばかりに熱い眼差しを送っています。
手に触れると、しとっと吸い付くような肌触り。
はちみつの甘い香りがふんわりと漂います。
淡い色の部分が混じっているという視覚的な印象によるものもあるのかもしれませんが、普通の「どらやき」に比べて、一層生地が柔らかに感じるようですね。
食感だけでいうなら、ショートケーキのスポンジにも負けず劣らずなしっとり感。
艶やかな中身のつぶあんとの一体感にうっとりしてるうち、あっという間になくなってしまいました。
とら模様の食べ物はおいしい。~焼き菓子と生菓子のあいだ~
そもそもどら焼きって、生菓子なの?焼き菓子なの?
今回たねやの【とらやき】を食べながら、ふと疑問に思いました。
ネットで調べてみると、生菓子である、という意見と、焼き菓子だ、って意見がどうやら混在しているみたい。
今はどら焼きって一口にいっても、中に挟んであるものは餡子だとは限らず、要冷蔵の”生クリーム”どら焼きなんかも売られていたりするから、ますますややこしいですね。
(使われる原材料によっても、焼き菓子寄りになったり、生菓子寄りになったりしそうな感じ)
「焼き菓子」と「生菓子」の、私の勝手なイメージを挙げてみると、こんな感じ。
焼き菓子
- 焼いてある(どら焼きの場合、外側の皮のみ当てはまる)
- 常温で保存できる(餡子が挟んでるスタンダードなどら焼きなら、当てはまるか)
- 日持ちする(防腐剤の有無や、包装の仕方にもよるか……?)
- 乾燥してる(どら焼きは全体的にしっとりしてるイメージだから、あまり当てはまらないかなぁ……?)
生菓子
- ”焼く”という工程が入ってない(中身の餡子のみ、当てはまる)
- 要・冷蔵保存(生クリームどら焼きなら当てはまる)
- 日持ちしない(生クリームどら焼きなら)
- しっとりしてる(多分、だいたいのどら焼きには当てはまる)
――といった感じか。
こうして両者のイメージを挙げてみると、やっぱりどら焼きって、生菓子か?焼き菓子か?どっちつかずなところがありそうだなぁ思うのです。
よくいうと、両者のいいとこどりがされていて、外側の皮には焼き菓子特有の香ばしい香りを感じられ、中身のしっとりとした餡子には、生菓子特有の口当たりの良さもある。
とらやきの、まだらについた焼き目は、まさにこの”両者いいとこどり”な特徴を、見た目で現わしているように感じますね。
このとら模様に、やけに食欲をそそられるのは私だけでしょうか。
そういえば、どら焼きでなくトーストにしたって、全体がこんがりするより手前、焼き目が軽くつき始めたあたりの、まだ部分的に白っぽいとこが残ってるくらいが一番好きだったりします。
あと、ホットケーキも。
よく、フライパンに油のいきわたった2枚目以降の方がきれいに焼けるっていうけど、実をいうと私には、1枚目に焼いたまだら模様のホットケーキが一番おいしそうに見えてたりする。
均一についたきれいな焼き目も美しいけれど、まだらにはまだらの魅力があるんじゃないかなって思うのです。
おまけ~たねやの【どらやき】~
また別の日のおやつ。
こっちは全体に焼色のついた、たねやの【どらやき】。
スタンダードなどらやきならではの風格が感じられて、こちらはこちらでまた違う良さがありますね。
どちらもおいしくいただきました♪
最後まで読んでくれてありがとニャン!
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