みなさんこんにちは♪
今回の主役は卵です。
卵かけごはんや親子丼、オムライスに厚焼き玉子……、生のままでも、とろとろ半熟でも、しっかり火を通しても……!たくさんの使い道がある卵ですが、皆さまはどんな卵料理がお好きですか?
私は断トツ、つるんと見た目もかわいいゆで卵派です!
塩やマヨネーズをつけていただく定番の食べ方も間違いなくおいしいのですが、今回はそんなゆで卵の私イチ押しの食べ方〈ゆで卵のぬか漬け〉と〈ゆで卵の塩麹漬け〉を二つまとめて紹介したいと思います!
目次
〈ゆで卵のぬか漬け&塩麹漬け〉の作り方
【材料】
- 卵
- ぬか床or塩麹
【作り方】
- 卵を10分前後お湯でゆで、ゆで卵を作る(時間はお好みの黄身の固さになるように調整してください)
- 水にあけて冷まし、皮を剥く
- ぬか床、あるいは塩麹に漬けこみを行う(その後冷蔵庫で保管)
- お好みの濃さに漬かったら、ゆで卵を取り出して、表面を軽く水で洗い、キッチンペーパーなどで水気を取って出来上がり
ワンポイント!
~漬け時間について~(いずれも漬け込み中は冷蔵庫保管の場合)
- ぬか床の場合……一晩ほどで程よい漬かり具合になります
- 塩麹の場合……丸一日~二日くらいの間、漬けておきます
私の経験では、↑の通り、塩麹の方が長時間漬け込んでおく方が良い感じです。
ただこのあたりの加減は、それぞれのお好みや卵の大きさ、使用するぬか床や塩麹によっても変わってくるかと思いますので、皆さまも試しながらちょうどいい漬け時間を見つけてみてくださいね♪
私はゆで卵を一度にまとめて作って、ひとつはすぐに食べ、残りはぬか床/塩麹に分けて漬けておくことが多いです。
〈ゆで卵のぬか漬け〉実食
――さて朝一に漬けて、夕方頃。
まずは〈ゆで卵のぬか漬け〉から……取り出してみます……!!
ぬか床に漬けていたゆで卵を取り出すときって、こう、ゆで卵の肌全体がきゅっと引き締まったような、いかにも”漬かり済みです…!”って感触が如実に伝わってくるんですよ。あの感触の変化、毎回わくわくさせられます。
ほんとに何の変哲もないゆで卵に見えてるかと思うんですけど、実際食べてみるとおつまみにもぴったりな珍味に変化しています。
ぬか床に棲まう乳酸菌由来の酸味、昆布や鰹節の出汁の旨味、それに心静かに食べるとかすかに唐辛子の辛みも見当たりまして、なんとも奥行き深く、ほうっと目を細めてしまいます。
〈ゆで卵の塩麹漬け〉実食
――翌日、今度は〈ゆで卵の塩麹漬け〉です。
今回小さめのゆで卵だったので丸一日で取り出してみたのですが、触れるとこちらも卵の肌がきゅっとしまっていてなかなかよさそうな感じです。
半分に切って、朝ごはんと一緒にいただきます……!!
黄身の部分にほのかに塩麹の甘みが沁み始めている頃合いでおいしいです!
ちなみにお皿の奥に見えているのは、私の記事によく登場する〈塩麹きのこ〉で作ったオープンサンド。
食パンに〈塩麹きのこ〉を乗せて、上からマヨネーズをかけ、トースターで焼いています。
(マヨネーズの代わりにとろけるチーズでもおいしいですよ♪)
~参考記事~
〈塩麹きのこ〉基本のレシピ / もりもりおいしく菌活&腸活! / 万能常備菜”仕込み”を行うことの楽しみ
私は発酵食品に目覚めてから、”仕込み”という工程の入った料理の楽しさを意識するようになりました。
まず人間である私が調理する食材を用意して、例えば塩麴なり、ぬか床なりに漬け込んで、しばらくの間はその中に棲んでいる微生物たちに、より食材を風味豊かにする役割を”委ねる”わけです。
私は今自宅で過ごす時間の長い日々が続いているのですが、仕込みという作業は、家に籠りがちな日々にも深い充実感を与えてくれるようだ、ということを実感しています。
なにか仕込み中の食べ物があって、心のどこかでそれらがよりおいしくなっていくことを心待ちにしている時間、たとえ特に何をするでもなく過ごしているようでも、あぁなんだか満たされているなぁと感じるのです。
微生物たちには微生物たちの世界があり、密閉した袋の内側にはこことは別の時間の流れがある。
そう思うと、とろりと心地よいまどろみを感じるような、ふしぎな安心感(?)さえ覚えることがあります。
また微生物たちの働きを借りることで、ときに思いがけない深い味わいの料理が生まれることもあります。
例えば一口にゆで卵のぬか漬けとはいっても、それぞれのご家庭のぬか床ごとに微生物たちの生息環境は異なっているわけで、その数だけ様々な味わいの〈ゆで卵のぬか漬け〉があることでしょう。
そう考えると、わくわくしてきませんか?
目には見えない無数の微生物たち
今日もおいしいごはんをありがとう。
最後まで読んでくださってありがとうございました♪
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