みなさんこんにちは♪
今回はコオロギシリーズの、第3弾として!
〈ヨーロッパイエコオロギ入り・人参のカレー風味キンピラ〉を作っていきたいと思います。
以前、「【コオロギ食べくらべ】昆虫食・初挑戦の記録!」の記事を書くにあたって入手したヨーロッパイエコオロギが少し余っていたので、そちらを利用してレッツ・クッキング!という形になります。
食べくらべ記事を未読の方のために少し振り返っておくと、ヨーロッパイエコオロギは、3種のコオロギの中では一番クセが強く、鉄分のサプリみたいな独特の風味がするのが特徴でした。
しかし、カレー味の粉末をまぶすと、なぜかその独特な味を感じにくくなり、おいしく食べることができる(←私の個人的感想)という特徴もありました。
これらのことを踏まえて、今回の料理にはカレー粉を取り入れ、少しスパイシーな人参キンピラ(withヨーロッパイエコオロギ)を作っていきたいと思います!
それでは、レッツ・クッキング♪♪♪
※この記事には、姿かたちそのままのコオロギは出てきません。苦手な方も安心してご覧ください。
目次
ヨーロッパイエコオロギ入り・人参のカレー風味キンピラ炒め
材料
- ニンジン 中サイズ1本
- ヨーロッパイエコオロギ(乾燥したもの) 10匹分くらい
- カレー粉 小さじ1程度
- 醤油 大さじ2/3程度
- ハチミツ 大さじ1程度
- サラダ油 適量
- 塩コショウ 少々
※醤油はハチミツより気持ち少ないめぐらいの配分で入れてます
【参考】
今回使用した人参は、これくらいの大きさのものです。(マーカーは大きさ比較用に置いてます)
作り方
- ヨーロッパイエコオロギは、事前に粉末状にしておく(すり鉢ですり潰す・丈夫な袋の上から麺棒で叩くなど)
- ニンジンの皮を剥き、千切りにする
- フライパンでサラダ油を熱し、ニンジンを炒める
- 全体に油が回ったところで、塩コショウ→ヨーロッパイエコオロギの粉末→カレー粉の順に加え、都度全体に混ぜ合わせる
- ニンジンがしんなりしてきたら、醤油とハチミツを加え、全体に味を絡ませたところで火を止める
- お皿に盛り付け、出来上がり
【完成写真】
最後にハチミツを加えることによって、全体の味がまろやかにまとまり、また見た目にもおいしそうな照りが出ます。
まとめ~コオロギはいずこへ?~
今回の人参キンピラ、味付けの甘味要因としてハチミツを使ったのは正解だったと思います。
”はちみつカレー”の連想から、ハチミツを選んだのですが、カレー粉のスパイシーさと、まろやかなハチミツの甘みがいい具合にマッチしていました。
きっとこの味付けなら、お子さまでもパクパク喜んで食べてくれることでしょう。
――それにしても、ヨーロッパイエコオロギは、一体どこへいってしまったのでしょうか?
食べながらしきりに首を傾げていたのですが、ヨーロッパイエコオロギの風味が、どこにも見当たりません。
食べくらべの際は、ヨーロッパイエコオロギは一番クセが強いだの、鉄分サプリの風味がするだのと散々いっておきながら、その存在を感じられなくなったらなったで、なんだか無性に寂しいものです。
確かにこの料理には、10匹分のヨーロッパイエコオロギが、入っているはずなのですが……。
何らかの形で、隠し味程度にでも、全体の味わいに関与していることは間違いないんですよ。(だって間違いなく、入れたんだから)
でもそれが、私の味覚ではもはや、”このあたりにこんなふうに”と、言い当てられないところへ紛れてしまった。
今更どの口がって感じですが、自分でも意外なほど、それが寂しかったのです。
(例えば、今回、カレー粉より先にコオロギ粉末を投入しましたが、もっと後のタイミングでコオロギ粉末を入れていたら、もっとコオロギらしい味わいの残った料理になったのでしょうか……?なんてことも考えてしまいます。とてもとても、気になるところです)
今回はかなり意識的に、コオロギ入りの料理を作るぞ!ってところからレシピを組み立てて、調理しましたからね。そのコオロギを感じ取れないというのは、やはりカレー粉効果によるものなのか……?
だとしたら完全に狙い通りのハズなのに、我ながら勝手なものです。
全くどうしようもなく、ヨーロッパイエコオロギをそのまま食べたときの、独特の味わいが懐かしくなってそれを探し求めてしまうのでした。
最後まで読んでくださってありがとうございました♪
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