みなさまは、”つるむらさき”というお野菜をご存じでしょうか。
私は一年ほど前にスーパーで初めて手に取るまで、一度も触ったことのない食材だったのですが、(見慣れない名前の野菜だなぁ……)、と興味本位で試しに手に取ってから、独特の食感にすぐにはまってしまい、今ではすっかりお気に入りのお野菜の一つです。
つるむらさきは、少しの粘り気と、ツルンとした食感が特徴の葉物野菜で、個人的に食欲のない時でもつるつると食が進みやすい食材だなと感じます。
パッと見は、小松菜やモロヘイヤなどにも似ていますが、食べてみるとその食感は、ほんとに唯一無二のものです。
(粘り気は確かに感じるものの、モロヘイヤほど強いものではなく、ツルッとした喉越しがとにかく気持ちいいのです……!)
というわけで、この記事では、そんなつるむらさきの魅力を一人でも多くの人に知ってもらうべく、簡単なレシピを紹介したいと思います!
豚肉と合わせてオイスターソースで炒めたものも個人的には好きなのですが、今回はつるむらさき特有の食感をより感じやすい”和え物”にしぼって、二つのレシピ〈つるむらさきの胡桃和え〉と〈つるむらさきの梅おかか和え〉を順に紹介していきます♪
目次
その1・ 〈つるむらさきの胡桃和え〉の作り方
材料
- つるむらさき
- 塩 (湯がくとき用)
- 胡桃
- 醤油
- 砂糖
※醤油と砂糖は、1:1くらいで使用しています。
調味料はいつもほぼ目分量で合わせているので、量の目安については、後ほど写真で解説コーナーで示します。
(アバウトで申し訳ないです……)
作り方
- つるむらさきを水洗いした後、食べやすい大きさに切って、茎と葉の部分にわけておく
- 鍋に湯を沸かし、塩をひとつかみ入れたら、まずつるむらさきの茎の部分から湯がき始める。一分ほど経ったら、葉も追加投入して、更に三十秒ほど湯がく
- つるむらさきをざるに開け、粗熱を飛ばした後、水気を取る(私はいつもキッチンペーパーで全体を包んで、軽く押さえるようにしてます)
- つるむらさきをボールに移し、砕いた胡桃・醤油・砂糖を合わせ、混ぜ合わせる
- お好みで冷蔵庫で冷やしたら完成(冷やさなくても食べられます)
【完成写真】
その2・〈つるむらさきの梅おかか和え〉の作り方
材料
- つるむらさき
- 塩(湯がくとき用)
- だしまろ酢 (創味食品の”だしのきいたまろやかなお酢”を使用)
- 醤油
- 梅肉
- 鰹節
※だしまろ酢は「酢+砂糖(+あればだしの素)」を合わせたものでも代用オッケーです。
作り方
(※4・5の太字の記載以外は、胡桃和えと全く同じです。)
- つるむらさきを水洗いした後、食べやすい大きさに切って、茎と葉の部分にわけておく
- 鍋に湯を沸かし、塩をひとつかみ入れたら、まずつるむらさきの茎の部分から湯がき始める。一分ほど経ったら、葉も追加投入して、更に三十秒ほど湯がく
- つるむらさきをざるに開け、粗熱を飛ばした後、水気を取る(私はいつもキッチンペーパーで全体を包んで、軽く押さえるようにしてます)
- つるむらさきをボールに移し、だしまろ酢・醤油・梅肉・鰹節を合わせ、混ぜ合わせる
- お好みで冷蔵庫で冷やしたら完成(冷やさなくても食べられますが、個人的にこちらは冷やす方がおすすめ!)
【完成写真】
写真で解説コーナー(調味料の分量目安)
【これくらいのボリュームのつるむらさき1パックを湯がいた場合】
◎胡桃和えなら
→砂糖大さじ1、醤油大さじ1くらいでまず試してみて、物足りないようであれば調整
(胡桃の量はお好みで)
◎梅おかか和えなら
→だしまろ酢大さじ1+1/2、醤油大さじ1/2くらいでまず試してみて、物足りないようであれば調整
(梅肉、鰹節の量はお好みで)
――というくらいの感覚で作っています。
よければ参考にしてみてください♪
まとめ
いかがでしたでしょうか。
つるむらさきは、他の食材ではなかなか味わえない特徴的な食感がおもしろく、食が進みやすい上、緑黄色野菜なので栄養ももりだくさんと、うれしいことずくめのお野菜です。
初めて料理する際は、どのように使えばいいか戸惑うかもしれませんが、意外といろんな調理(汁物や揚げ物などにも…!)に利用できて、使い勝手もいいんですよ♪
今回紹介した胡桃和えの方は、甘辛い味付けと胡桃の香ばしさがくせになる一品で、お子様も好きそうな味だなと感じます。
また梅おかか和えは、さっぱりとした味付けがつるむらさきのツルンとした食感によくマッチして、食欲のないときや、暑さでバテているときなどにもぴったりな一品。
お手持ちの調味料やお好みに応じて、今回ご紹介したレシピが使えそうであれば、ぜひ参考にしてみてくださるとうれしいです♪
ではまた!
最後まで読んでくださってありがとうございました♪