みなさんこんにちは♪
今回作るのは〈とらやき〉です。
そして、とらやきはとらやきといっても、人間には食べられない、ネコのトラちゃん専用のとらやきっ!
以前たねやのとらやきを紹介した際、トラちゃんが背後から物欲しそうな視線を送っていたので、羊毛フェルトを使ってトラちゃんにぴったりなミニサイズのとらやきを作ってあげようと思い付いた次第。
〈参考〉
たねやの【とらやき】とねこのトラちゃん / 梅田阪神店限定/まだらにはまだらの魅力――そうそう。
トラちゃんも、実は元々羊毛フェルトからできているんですよ♪
今回は久しぶりの羊毛フェルトでの作品作り。
果たしてうまくいくのでしょうか……?!
目次
〈トラちゃんのとらやき〉制作過程
用意するもの
- 羊毛フェルト用のマット
- ニードル(レギュラータイプ)
- ニードル(極細タイプ)
- 羊毛フェルト(クリーム色)
- 羊毛フェルト(茶色)
〈トラちゃんのとらやき・材料一式〉
どら焼きの皮の下地をクリーム色の羊毛フェルトで作った後、表面に薄く茶色の羊毛フェルトを貼り付けて、焦げ目を表現する予定です。
作り方
では、早速レッツ・クッキング!
作業は全て、白いマットの上で行っていきます!
基本的に、羊毛を適当な大きさにちぎって針で刺し固めながら、目標物の形を作っていく感じです。
1.餡子を作る
まずは皮の中に詰める餡子を作っていきましょう。
完成したらほとんど外からは見えない部分ですが、一応餡子に近い色にしておきたいので、茶色の羊毛フェルトを使います。
茶色の羊毛フェルトを適量とりまして……
↓↓↓
それっぽい形に、刺し固めていきます!!
こんな感じかな~?
餡子の粒々感までは再現できなかったですが、最終的にほぼ隠れるものなので、なんとなくのフォルムがそれっぽければオッケーとしましょう。
2.皮の下地を作る
次に、餡子を挟む2枚の皮を作っていきます。
皮の下地となるクリーム色の羊毛フェルトを、適量準備。
(2枚分、ほぼ同量になるように予め取り分けておきます。)
↓↓↓
突き刺しながら、だいたいの形を整えていきます。
なんとなくの固まりができてきたところで、サイズ感を確かめてみる。
おおまかな全体の形ができつつあります……!!!
3.焼き目をつける
餡子+皮2枚――基礎となるパーツが用意できたら、皮に焼き目をつけることで、よりリアルなとらやきを追求していきます!
まず、茶色の羊毛フェルトを少量とって、薄ーく皮の表面に乗せます。
(どらやきでなく、”とら”やきなので、あえてまだら模様になるように乗せるのがポイント!)
↓↓↓焼き目が皮の表面に固定されるように、刺し固めていきます。
あとで微調整することもできるので、とりあえずはこんな感じで!
もう1枚も、同じように作ります。
4.組み立てる
さて。
いよいよ、皮で餡子を挟んでいきます。
皮→餡子→皮の順でセットしたら……
↓↓↓
両面からそれぞれ全体を貫通させるように突き刺して、ぎゅっと一体化させていきます!
これで、だいぶ形になりましたね!
5.表面を整える&微調整
仕上げに、表面の毛羽立ち処理&最終的な形の微調整を行って、完成です!
毛羽立ちを抑えるのには、極細タイプのニードルを使用。
表面を浅く、まんべんなくサクサクと刺していくと、徐々に滑らかな仕上がりになってきます。
また、最後に皮の周囲を重点的に突き刺して端っこのボリュームを抑えるようにすると、真ん中のふっくら感が際立って、よりとらやきっぽいフォルムになります。
完成写真~トラちゃんととらやき~
そうして完成した〈とらやき〉がこちら♡
とらやきいただきニャーン!
真横から見ると、中身の餡子がチラ見えする感じにしてみました。
↓
角度を変えて斜め上からだと、こんな感じ!
無心でチクチク針を刺しながら形を整えていく作業って、なにか癒しの効果があるらしく、久しぶりの羊毛フェルトでしたが、作業を進めるにつれて心穏やかになってくるのを感じました。
しいていえば、餡子が入ってる中央のふっくら感をもう少し出せれば良かったかなぁ……とは思いますが、おおむね満足な仕上がりです!
とらやきの他にも、また羊毛フェルトでいろんなお菓子作りに挑戦してみたいなぁと思いました!
まとめ
いかがでしたでしょうか。
いつもは料理のレシピを中心に紹介しているので、ちょっと毛色の違う内容となりましたが、楽しんでいただけたら幸いです。
今回は〈とらやき〉を作りましたが、皮の焼き目を全体に同じ濃さで付ければ、〈どらやき〉もできますよ!
羊毛フェルトは基本的には、羊毛を針で刺し固めていくだけで、特別な技術は必要ないので、誰でも気軽に始められる手芸です。
興味のある方は、ぜひチャレンジしてみてくださいね♪
最後まで読んでくださってありがとうございました♪